日記 2001年10月分 〜Diary in 2001/10〜
 へへ〜い。大学始まったぜぇい(爆)
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◇ 2001年10月21〜30日

 色々あって書くの忘れてた……(ーー;

ゲーム
 とりあえず一念発起して積んでるゲームをやることにする。で、とりあえずHDDに突っ込んだのはパープルから出ている「Lien」。
 主人公が交通事故で死んで、成仏できずに幽霊になって、しゃーないんで今まで通りに学校に行って今まで通りの生活を行うという、ある種どびっくりなお話。しかも誰もそのことに違和感持てないってのが更に凄まじい(^^;。
 イラストは(立ち絵、イベント絵ひっくるめて)少ないのが難点ですが(ただし、表情を別のウィンドウで表示することで補っていますけど)、シナリオはいいです。ていうか、書き方が珠玉の出来。
 主人公を含めた全てのキャラクターのセリフ回しが巧妙で、ぐいぐいと話に(というか、世界に)引き釣り込まれていきます。
 そもそも、ギャルゲーにおける主人公のほとんどは、プレイヤーに感情移入の余地を与えるために希薄な性格をしているものが多いにも関わらず、このゲームではそこに真っ向から反対しておきながら全く違和感が無いのです。とてつもなく素晴らしいというほか無いでしょう。そして、相当主人公が個性的であるが故に、エンディングにおける“あの”扱いが違和感無く受け居られるものになるのでしょう。
 なにぶんシステムが繰り返して遊ぶには問題のあるものなので(その日のイベントで狙った女の子が居なくても他の女の子が出てたら強制的にそちらに話が行ってしまう)、ちょっとどうかと思いました。「家に帰る」とか「ブラブラ一人で過ごす」とかのショートカット選択肢があっても良かったんじゃないかなあ……。
 というわけで、総合評価は75点。隠れた名作と呼ばれるに相応しい内容でした。
 万人受けはしないでしょうが(^^;。

ガンダムにおける艦艇
 と言うわけで徒然に……。
 ガンダムにおける艦艇は色々ありますが、真っ先に思い浮かぶのが“木馬”ことホワイトベースです。でもこれって一体どんな運用思想の元に建造されたんでしょうかねえ?
 他の艦艇はそこそこ理解できます。
「アーガマ」
 シャアが使う事を念頭に建造された機動母艦。多分に政治的思惑からエウーゴのフラグシップ(と言うよりキャピタルシップ)として建造された艦である。そのため、戦果を大々的に挙げる必要があるため小さいくせにやたらと重武装。単艦で行動して敵(ティターンズ)の後方を引っ掻き回すことを目的としている。
 簡単にいうなら第2次世界大戦におけるドイツの“装甲艦”と言っていい艦ですな。
アイリッシュ級戦艦
 アーガマと同時期に建造された大型艦。一応艦隊決戦用切り札である。
 とはいうものの、数で劣る以上包囲されてタコ殴りに会うことを避けるべくティターンズ艦艇より速力は速いだろうし、かつ火力は優秀でないとまずい。結果防御力にしわ寄せが来るという第1次世界大戦における“巡洋戦艦”みたいな艦といえる。
 おかげで戦争序盤ではティターンズも扱いに苦慮していたが、コロニーレーザーを巡って行われた艦隊決戦では拠点防御という望んでない使われ型をされたため逃げることも出来ずに正面から殴り合いを行い爆沈とかしまくりで大損害を被った。シルエットフォーミュラーでは重巡洋艦に艦種が類別されているが、建造経緯を見ればそれもまたしかりでしょう。
ネェル・アーガマ級戦艦
 アイリッシュ級戦艦の防御力に問題を感じたエウーゴが戦訓を取り入れて建造した戦艦。防御力の強化を図ったため船体が大型化した。
アレキサンドリア級巡洋艦
 1年戦争の結果、旧式化した連邦艦艇を更新するべく計画された新造艦。MS運用能力を強化した汎用巡洋艦である。サラミスの拡大強化版というよりムサイの強化版といっていいと思われる。諸性能は優秀だが、エウーゴは後から艦を造った分どうしても戦力としては劣る。しかし、複数で戦隊を組んで戦闘を行っていなかったことから、単艦運用を念頭に置いた警備巡洋艦としての側面が強いのだろうな。
ドゴス・ギア級戦艦
 ティターンズの艦隊旗艦。無節操なほど重武装で、必要がないと思えるほどMSを搭載している。こんなもの作るくらいならもっとMS作るかアレキサンドリア級量産しろと思う。面子で作ったお馬鹿な艦。まあ、ハッタリには効くかもしれないけどさ……。

……こんな感じか? 戦艦と巡洋艦があって駆逐艦がないというところが非常に軍事に造詣が深いですね。ガンダムは奥が深い。
 で、WBなんですが、これは後のアレキサンドリア級の(あるいは1年戦争時の)運用を見れば単艦行動を行うことを念頭としていたと考えることが出来るでしょう。しかもその使用場所は宇宙というよりむしろ地上での行動を考えていた、と。でなければミノフスキークラフトなんか搭載するはず無いんだし、かつガンペリーなんぞ運用したりはしない。
 つーことは、連邦のMS開発は宇宙での運用ではなく地上での運用を主として考えていた、とするのがわかりやすい。そう考えると「なんでいきなりガンタンク作ったか」とか「(重力下での)垂直離着陸が可能なコアファイター」とか「重力下での空中ドッキングが可能なコアブロックシステム」とかも納得がいくというものです。そもそも運用も考えずに艦載機を先に作って後からそれに合わせて空母を作る(あるいはその逆)はあり得ないわけだし……ね。
 ……しかし、なんでホワイトベースなんて名前を付けたのかという素朴にして深刻な疑問もありますな(ペガサスとかアルヴィオンとかまともな名前が他にあるのに)。突っ込んだらいかんことなんでしょうが(^^;。これは当初の計画がWB“ウィング・ベース”計画(機動母艦計画とでもいうべきか?)とでもいわれていて(注:俺設定)、それに当て字を探してみたというのは……だめかなあ? Vが付く空母と混乱しないようにVVと2つつなげた、という風に無理矢理解釈したりすると更にイカスかも(^^;。
◇ 2001年10月20日

 ちょっとは風邪から回復。バイクの自賠責を取りに行く&携帯新機種に交換。これでようやく移動時に連絡が付くようになる。文明の利器に毒されると、もう昔の状態に戻れない。いいのか悪いのか(^^;。
◇ 2001年10月19日

 風邪ひいて一日中ぼ〜っとしてました(^^;。流行性感冒は辛いねえ。
◇ 2001年10月18日

 今週の少年サンデー「勝手に改造」、ヤバイだろ、アレは(^^;。いくら小学館だからとはいえ。ていうか、思わず買いたくなるじゃないか(笑)。
 しかし、最近不二子不二雄関連のウェブサイトに小学館(と名乗る立場)から抗議文来てますね。ホントかどうか知らないけど(爆)。
◇ 2001年10月17日

 少し前の話題だけど、張学良氏が亡くなっていましたね。中国にとっては英雄、日本にとってはとんでもない(^^;)人物でしたが、ずいぶんと長生きしたものですよね……。
◇ 2001年10月16日

 大学図書館で戦前の本を眺めてました。いろんな意味で興味を持った(かつ笑えた)のが昭和19年とか18年とか発行の軍関係者が出版した本です。当時の戦車や飛行機の解説本とか、航空機工場の生産管理書とかがありました。特に後者は新紀元社が出版してたりして、「おお! 今も昔も資料には事欠かない出版社だな」などと思ったり(笑)。“一機でも多くの飛行機を!”という時局を反映してか誰でも理解しやすいよう問答形式で書かれており、作り手(軍部)の熱意はひしひしと伝わってきます。が、紙質はお粗末なものでした(^^;。
 あと、昭和10年発行で昭和19年になっても相変わらず再販されている自動車の運転教科書などもあったんですが、記載されている練習問題が「車の機関部において逆火(バックファイアー)が起こる要因について陳べよ」とか「エンジン部の機構において最も重要な部分はどこか」とか、運転用の教科書というより初歩の修理マニュアルの様な内容であることに驚きました。今こんな試験やったら誰も合格できませんぜ(^^;。
 まあ、これは恐らく当時、自動車を運転するということは、自分で修理も行う気がないといけないという事なんでしょう。考えてみれば今みたいに、アクセル踏めば動くとか、バッテリーが上がったらサービスステーションで見てもらえばいいとか、そもそもタイヤ専門店とかマフラー専門店とかまである時代ではなかったんですよね……。いやはや、そう思うと、自動車の運転(&保守)を教えないといけない当時の軍は大変だったんだろうなあ。……当時のアメリカではどんな感じなんだろ……。
◇ 2001年10月15日

 ぶらぶらすごしたにゃ〜(爆)。
◇ 2001年10月14日

 ちょこちょこっと絵を描いたりしてました。他は特になし。ぐ〜たらだねえ(^^;。
◇ 2001年10月13日

 友人に散々勧められた「月姫」開始。ああ、これは確かにいいゲームなのかもしれない。まず、ゲームの作りが丁寧だよ。こういうのが本当の意味で作品と言うんだよ。
 とはいうものの、あくまでも僕にとっての評価は良い同人ゲームであります。
 ま、巷では「同人ゲームがメーカーの作るゲームに追いついた」とか言われたりしてるようだけど、でもそれはデバッグもろくにせずに販売ルートに載せるメーカーが悪いのであり、別にこのゲームが追いついたとか追いつかないとかとは違う気がします。……話がそれた。
 なんというのかな。『売れなきゃ会社つぶれる!』とかいう悲壮感が感じられないというか(おい。だからこそのレベルの高さとも言えるんだけど……。
 ま、ぼちぼちやってみますか(現在プレイ時間30分)。
◇ 2001年10月12日

 バイトで一日つぶれた。いや、お金が入ってウッハウハなんではありますが(^^;。
◇ 2001年10月8〜11日

 空爆がどうとか、あったような気が……(^^;。あとは特に何も記憶に残るようなことはなかったと思う。日常の延長ってやつですね。
 ……戦争が起こってるのに日常というのも相当の違和感がありますが。
◇ 2001年10月7日

 ちょこちょこっとゲームしたりしてました。他は特になし。ぐ〜たらだねえ(^^;。
◇ 2001年10月6日

 コミケの現状についてちょっと考えてみた。そこで出た結論(というか、想い)を徒然と。
 コミケの一番の問題は、このイベントがこれからも続いていくのかと言うことに間違いないと思う。
 では、コミケがこれからも続くには以下のような選択肢が考えられる、かな?(とりあえずは)
1、完全な企業体制にして利益を得るように動く。
2、みんなが心を入れ替える(爆)。
 ま、2は無いな(笑)。とすると、少なくとも、コミケを維持するという目的を最重要視するかぎりにおいて1の方法が最も正しいのではないのだろうか。もっとも、こんな結論はあまりにコミケにとっての自己否定であるわけで、採用されることなどないだろう(というか、採用されたらあまりに悲しいよね)。
 自由な表現の発表の場を提供する──それゆえに採算度外視でボランティアによって運営されてきたコミケだが、これからの行き先はどうなるのだろうか結構不安。
 あるいは、これから起こる様々な(そして不愉快な)出来事で消えてしまうのだろうか、とも思う(その可能性は絶無じゃないし……)。
 同人誌即売会というイベントのゴッドファーザーにしてサンクチュアリであるコミケは生き残れるのだろうか。
 しかし……聖地かあ。確かにコミケはモスクが建ち嘆きの壁がありキリストの墓のある場所に喩えるのに相応しい(あらゆるものがごっちゃになってる、という程度の意味)場所だ。だからこそ決して無くなりはしないだろう……という印象が強い。あるいは、無くなって欲しくないという想いが強い。冷静な判断が出来ないほどに。
 無くなるときは、参加者の最後の良心が崩壊したときだろう、と漠然とは思う。それは遠い先のことでないような予感がある。考えたくもないが。
 しかし、あまりにも象徴と化したが故に、もはや無くすこと自体がリスクになってしまった現状は悲劇と言えるのではないのだろうか。
 あるいは、これからの同人誌関連のイベントは──
 20XX年。丸々1週間かけて行われる企業運営の──たとえば「コミック・ワールド」とかいう名前で──イベント(200万人規模の!)が夏冬開催され、おおくのオタクたちの祭典が行われる。そしてそれとは別に、僅か1日、最大でも5万程度の小さな(これでもでかいと言えばでかいんだけど)イベントが開かれる。日本中にイベントという存在を知らしめ、役目を終えたかつての大イベントの名残を僅かにとどめながら……。
 あるいは、これこそがもっとも幸せなコミックマーケットの未来なのかも……。象徴として開かれる小さな宴。気心のしれた仲間だけでちびりちびりと酒を飲むような感覚で行われるお祭り。……いや、この考えも、コミケというものの本質をはき違えてるな……。
◇ 2001年10月5日

 お絵描きなんかして、過ごしました(笑)。
 ちなみに、今日はお祭り前日。死人なんかが出ないことを祈ります。
◇ 2001年10月4日

 Dear My...の新刊が出た。で、購入。
 しかしまあ、なんというか、この雑誌内容にして880円(税込み)は高すぎると思う。
 そりゃ、紙質はいいかもしれないが、肝心の中身が極度に偏ったごく少数の「萌え系」ゲームのプッシュだけで終わってるんだから……。いや、作ってる方が楽しんでるのはよく分かりますよ。内容はまるで同人誌ですからね。ええ、そりゃ楽しいでしょう(笑)。でも、商業雑誌として最低限の常識というか、理性くらいあってもいいんじゃないかなあ……と思ってるだけです。文句あるなら買うなという声もありますが、かなめさんのこみパ(漫画)があるから……。
 せめて580円とは言わないが680円くらいになりゃしないのかねえ……。
 本文の構成とかは悪くないんだけど、余白が多かったりして(デザインの都合ですけどね)情報体としては全く使えないというのはね……。
◇ 2001年10月3日

 昨日の出費で懐が寂しすぎる今日この頃。信じられないようなことも起こらずに日々平穏な日を過ごせました。
 ……やっぱり、本屋に行かなかったからか?(笑)。
◇ 2001年10月2日

 電撃G’zマガジンを買おうと本屋に行って、山ほどKanonのアンソロジーを発見。
 当初は見て見ぬ振りしようとしたものの、表紙が名雪だったのが拙かったらしく、気が付くと3冊も購入していた。で、どうせ3000円も5000円も一緒じゃあ! と、とらハのアンソロジーまで買ってしまった。いい加減人生について何か悟ろうよ、俺(^^;。でも、とらハのアンソロジーは面白かったですよ、ホント。別の出版社からすでに出ている小説の方は、まあ、色々言いたい点多いけど(^^;。
 ところで、プリンセスソフトというパソゲー移植メーカー(現時点)によるここ最近の(コンシュマーへの)移植状況は、傍目から見て相当首を傾げたくなるようなラインナップが並んでおりますが、どうなんでしょうね? あまりにも偏ったチョイスが行われているようにしか思えないのが何とも……。ていうか、個人的にあまり点数高くないソフトばかり(二重影とDVINE[LUV]はやってないので何とも言えませんが(^^;)。つーか、21の(移植)初回特典はやっぱりおまけディスクとか、言うんじゃね〜だろ〜な〜(爆)。
◇ 2001年10月1日

 特別大変なことも送らず、普通な日を送ることが出来ました。これも本屋に行ってないためでしょう(^^;。


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