日記 2000年12月分 〜Diary in 2000/12〜
 思いつくまま気の向くまま、風の吹くまま進むまま……。
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◇ 2000年12月31日

 今日は20世紀が終わる日。午前中は部屋の片付けをして、午後は時間が来たのでバイトに行く。
 こういった“ごく当たり前の日常の積み重ね、その瞬間”といった現実が『新世紀』の到来を実感させないんだよなあ。高揚感とか無縁だよ。
 で、バイトが終わって、ビルの間から空を見上げて、一瞬、空中に張り巡らされた人専用の移動路(ドラえもんでおなじみのアレ)が見えた、気がした。なんなんだろうな、あの幻想。何か危ない薬でもやっとるのか、俺!
 その後、友人宅に強襲。酒を飲みながら日が変わるのを待った……(翌日に続く)
◇ 2000年12月30日

 今日はコミケ2日目。ただし行ってない(笑)。
 時計を眺めながら一六〇〇時になると思わず一人で拍手しそうになった。だめだなあ。
 その後、バイト前に本屋に寄り、電撃G’zマガジンを買う。
 相変わらずどうしようもなく素敵な雑誌ぶり。1P目から逝っちゃいすぎです。「我が心のクリティカル・ヒット」第一号に決定。
◇ 2000年12月29日

 55も踏んだ俺にもう怖い物はないぜぇぇぇぇ! おおぅ。(泣)
 昼、衛星放送で世界のニュースを見る。アメリカ、イギリスで大寒波到来らしい。しかし両者の対応の差がおかしい。アメリカはみんな「困った困った」してるのに、イギリスは「困ったね。でもペンギンとか地元の子供は楽しんでるよ」。ニュースにもジョークを忘れないイギリス人。さすがモンティパイソンを生んだお国柄だのう。しかし、「雪で20qの渋滞が……」っていうニュースに思わず「日本じゃ当たり前だよなあ」と感じました。
 その後、バイトから帰り、ビデオに取ってた「Gセイバー」を見る。
 いやあ、すごごごご(すごいです、の意)。
 一言でいえば、「ガンダムシリーズの最も悪い部分を集めて作った」ような作品でした。
 以下しばらく混乱した文章になるので飛ばしたい人は飛ばしてください。
 僕は、Gセイバーがおもしろい作品とは思えませんでした。それは、設定、ストーリー展開、キャラクター、等々でリアリティのない嘘を積み重ねるだけ積み重ねた、という風に感じたためです。話の最後の主人公側の代表の演説がめちゃくちゃだというあたりが特に。
 ただ、日本人と欧米人との“文化の違いによる勘違い”によって失敗した過去の「(日本原作で)アメリカ人の作った作品」では在りませんでした。純粋な意味で駄目な作品という気がします。
 もちろん駄目な物は駄目なんですが、この種の駄目は、(ジャパニメーションを)わかってて駄目、なわけで、そういう点から褒めるべきなんじゃないかと思うわけです。
 しかしまあ、コロニーの内部の見せ方(アングル)一つ取っても、初代ガンダム第1話に勝ってないんですよねえ、Gセイバー。やっぱ本家はすごいのか。
 本場アメリカのSF根性満載でターンAみたく弾けてほしかったなあ。20周年を飾る作品として。
◇ 2000年12月28日

 44も踏んだ俺にもう怖い物はないぜ!(泣)
 とらハ3、一人目クリア。ゲームやりながらずっと笑いが止まりませんでした。あちこちにシリーズをしている人間だけが解る笑いの要素がなにげに隠されているのがいい感じですね。この作品の魅力──アットホームな所にやられっぱなしです。
 その後、一六〇〇時頃に電話が届く。東京、虎の穴に行った友人からだ(笑)。何でも「BLESS」の線画集が出てるらしい。で、買ってもらう。コミケに参加出来ないってのは辛いですな〜。
◇ 2000年12月27日

 どうして33とか40とか踏むかなぁ……(泣)
 昼前、NHKで作家の柳 美里嬢がテレビに出ていた。内容はある在日韓国人の生涯(柳 美里嬢の祖父の話)であった。
 柳 美里嬢がリポーターとして祖父のかつて住んでいた土地を尋ね、旧知の人にインタビューをするという内容だったが、その中で、韓国に住む祖父の友人は「わたしはあなたと話すために“日本語”を使わなればならない」(正確にはこうではなかったと思うが……)と言うシーンがあった。
 韓国語を話せない“韓国人”。
 恐ろしく矛盾した内容だと思った。
 まして、言葉を語る作家である柳 美里嬢には堪えられない衝撃だったろう。わたしは涙が滲んでしまった。
 一応、文章書きとして何か書きたいと思ってる人間としては、正直辛かったですね。“在日”について考えさせられた数少ない経験でした。
 その後、瀬戸君の所にコミケ費用で買(狩)ってきてもらう本代を渡しに行く。そしたら、
「夏コミに落ちた本は〜?」
 ぐあっ。勘弁してくれ〜(泣)。なんも出来てないんだよ〜。
「ウチでは委託のチャンスは二度までなんだよ……(カイジ風に)」
 つ、次は必ずぅ〜。(;_;)
 で、結局、来年1/7の大阪Cityに委託させることを決定した。ただし、まだ瀬戸氏には言ってない。今言うと必ず後でいじめられるから(^_^;)。
 で、「本を出す」という誓いも新たに家に帰り、早速PCを立ち上げた俺は……どうして『とらいあんぐるハート3』なんかをしてるんだろうねえ?(T_T) 全然駄目じゃ〜ん。
 しかし良いですな、とらハ。あのまったりとした気怠さが漂う甘美な生活。丁寧に作り込まれたシナリオ。まさに正統派恋愛AVGに相応しいです。1と2は途中でやめちゃったんで(嫌いだとか、合わなかったとかいうのではなく、ただHDD容量確保のため消しちゃっただけ(^_^;))さっさとクリアして友達に返さないとな〜。
◇ 2000年12月26日

 ああ、残念なことにあまり忘年会で騒げなかった。ちょっと残念だなあ。←しつこいって
 しかし、嬉しいことに忘年会でHPについての感想を聞くことが出来ましたぁ。いくつか直すべき所を教わり、非常に参考になったです。早速これを生かしてHPの改装を行わねばな。
◇ 2000年12月25日

 よくよく考えたら、今日が「メリー・クリスマス! 2000年」だった。まあいい、些細なことだ。日本人だから僕ちゃんよくわかんないもん。
 しかし、ここ最近自分のHPを覗くときに限って11とか20とか30とか! 踏むのはなぜ? 畜生め、なんか悔しいので「さーくるofぷろだくつ」(瀬戸君のとこ。リンク参照)でキリ番踏んできてやった。いえい(大人げないですね)。
 さて、今日はサークルで忘年会。そのままカラオケになだれ込む予定だ。久しぶりだなあ。いっぱい歌うぞぉ。その後はいつものごとく某所で謎の集会だぁ。
◇ 2000年12月24日

 メリー・クリスマス! 2000年。
 今日はバイトで1日を過ごす。なかなか寂しい20世紀最後の12月24日だ。 きっとあちこちでクリスマス記念SSとかイラストとかがアップされてるんだろうなあ。って昨日と一緒じゃん。
 さて、今更ながら新コンテンツの制作が必要と気づく。銀英伝で書いてみようかな(ネタはあり)。
 今日の「SMAP×SMAP」は妙なおもしろさがあって良かった。森本レオさんだぜ。普通来ないよな、こんなゲスト。初めて顔を知ったよ。まあ、昨日の生放送から後を引いてるのか、えらく仲居くんがいじめられてましたが……。ま、あれは仕方ないでしょ。自業自得。しかし、SMAPってホント嫌みがないグループだよねえ。
◇ 2000年12月23日

 ゾイドぉ!
 いや、最終回はいいねえ。レイヴン格好良すぎ。ぐちぐち言う奴も多いだろうが、十分満足よ、僕ちゃん。やっぱりアニメはこうでなくちゃいかん。燃える展開。これが重要だ。大体、少年マンガで萌える展開なんぞされる方はたまらん。あ、ハーマン大佐の「損害報告よりも被害復旧に当たれ」っていうのにはさすがにおいおいと思いましたが。ダメコンどーすんのよ、大佐。ウルトラザウルス沈んじゃうじゃん〜。
 最近あったアニメの中で「ゾイド」は間違いなく当たりだったなあ。終わっちゃったのは残念だけど、せっかくの好機、区切りがついたこの機会に友達からビデオを借りて見直そう。
 そういや今日は名雪の誕生日らしい。今日の〇二〇〇時頃、ペルソナなゆちゃんに教わった(笑)。すっかり忘れていたよ名雪ちゃん。鍵っ子失格だね。きっとあちこちでお誕生日記念SSとかイラストとかがアップされてるんだろうなあ。
 あと、自分のHPでキリ番を踏んだ(>_<)。しょうがない。自分で自分を慰めるとしますか(/_;)。とりあえず何か描くことを誓う。
◇ 2000年12月22日

 ……と下で偉そうなことを書いたものの、HPをUp出来たのは夜中の1時を過ぎてたんだよね(T_T)。でもまあ、寝てない間はまだ21日だよね。って、いいわけを22日に書いてどーすんだ、俺(-_-;)。
 昼頃、林譲治先生の「焦熱の波濤」が完結していることを知る。“国家とは共同幻想”かあ。まあ、解ってはいるんだけどね。しかし、俺は共同幻想だと知っていても捨てられない人間だからなあ。弱った弱った。
◇ 2000年12月21日

 ようやく公開の運びに至る。感激。以前から、HP作りたかったんだよなあ。しかも今日は高雄級重巡「摩耶」の防空改装工事が開始された日。縁起も良いというものだ←個人的趣味。これから更新とか大変だろうけど、がんばれるだけがんばってみますか。
 さて、NHKの「ETV2000」、今回は沖縄戦についての内容。個人的には“象の檻”が存在するのは仕方ない事だろう。ただし、個人としては反戦の主張を支持しますが。前者は政治的、後者は個人的な思いだ。
 これについて絶対に支持派と反対派が歩み寄らないのは、立脚する立場に違いがありすぎるからでしょうな。
 しかし、こういったことを考えるのは非常に難しいものよのう。


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