九一式航空魚雷変遷 〜四式一号二型空雷と四型空雷〜
〜帝国海軍唯一の実用航空魚雷〜

 航空魚雷について調べていたところ、資料によりまちまちな部分が多く制作者が混乱したため、自分で納得するため作成しました(^^;。
 かなり想像に頼っている部分もあり、実際と異なる部分もあると思いますが、どうかご了承下さい。

■四式一号二型空雷

直径
(p)
全長
(m)
重量
(kg)
炸薬量
(kg)
雷速
(kts)
射程
(m)
最大投下速度
(kt)
45
5.275
984
304
九七式
41-43
1500
400
負浮力
(s)
空気量
(l)
空気圧
(s/cm^2)
空気量
(摂氏15度)
(kg)
ガソリン
(kg)
純水量
(kg)
馬力
(41-43kts時)
(HP)
313
183.2
160
33
3.47
17
140
注釈
"NAVAL WEAPONS OF WORLD WAR TWO"からのデータ

 九一式航空魚雷改五を元に再設計された航空魚雷。従来までの航空魚雷は実戦用と訓練用魚雷の差はなく、訓練用弾頭を付けての使用が可能だったが、戦局の悪化から再利用の必要のない実戦用魚雷の材質を多少劣化させて低コスト化した物。
 九一式航空魚雷の改四型弾頭装備型に準じる性能を持つ。

■四式一号四型空雷

直径
(p)
全長
(m)
重量
(kg)
炸薬量
(kg)
雷速
(kts)
射程
(m)
最大投下速度
(kt)
45
5.715
1104
417
九七式
40-42
1500
400
負浮力
(s)
空気量
(l)
空気圧
(s/cm^2)
空気量
(摂氏15度)
(kg)
ガソリン
(kg)
純水量
(kg)
馬力
(41-43kts時)
(HP)
362
183.2
160
33
3.47
17
140
注釈
"NAVAL WEAPONS OF WORLD WAR TWO"からのデータ

 九一式航空魚雷改五を元に再設計された航空魚雷。従来までの航空魚雷は実戦用と訓練用魚雷の差はなく、訓練用弾頭を付けての使用が可能だったが、戦局の悪化から再利用の必要のない実戦用魚雷の材質を多少劣化させて低コスト化した物。
 九一式航空魚雷の改七型弾頭装備型に準じる性能を持つ。


参考文献:「海軍水雷史」
「航空技術の全貌」原書房
John Campbell,"NAVAL WEAPONS OF WORLD WAR TWO",Conway Maritime Press,ISBN0-85177-924-7

一つ上の階層へ Mainページへ indexページへ 一つ前へ