■初めに──Welcome "AUBIRDFORCE World"!

序──このサイトを作るに当たって──

 『AUBIRDFORCE』
 ──それは、1997年にバンダイから発売されたプレイステーション用の戦術級シミュレーションゲームです。
 このゲームは、3D立体ヘクスの採用することで高さ(上下)の概念が与えられた戦場──宇宙空間での戦闘を楽しむ事をウリに発売されました。

 しかし、SLGとしては敵の思考ルーチンがそこそこ手強いという長所がありながら、肝心のセールスポイントである“立体空間での戦闘”が平面マップに慣れたプレーヤーからすると理解するのに手間のかかるものであり、その上、操作性もあまり良いものではなかったことが拍車をかけ、結果『AUBIRDFORCE』はマニアックな評価こそ受けたものの高い評価を受けることなく、あっという間に光の彼方へと消えてしまいました。(^^;
 とはいうものの、魅力的な世界背景や秀逸な艦艇デザイン、そして素晴らしい音楽で構成された一大スペースオペラであるこのゲームは、こだわりにこだわって制作されており、制作者から溢れんばかりの愛情が注がれているのが傍目からも判るものでありました。

 そのため、翌年(1998年)には前作ではあまり語られなかった世界背景で不明な部分に重点を置いた続編の『AUBIRDFORCE After』が発売されることになりました。
 続編では前作の「個艦での戦闘」から「艦隊戦」を主題とした大規模戦闘にメインを変更し、より派手な作品となるべく改良が成されました。
 しかしながら、『After』では前作における「単艦運用によるゲリラ戦」での思考ルーチンがそのまま「多数の艦艇による艦隊戦」で使用されたため、艦隊同士での統一された戦闘など起こることなく単なる乱戦にしかなりませんでした。
 さらに、多少操作性が向上したものの、3Dマップに対する一般ユーザーからの拒否反応自体が減るはずもなく、総合的に見ると初代より劣るゲームになってしまっていました。

 こうして再び『AUBIRDFORCE』は銀河深淵の彼方へと消えていったのです。(^^;

 ですが、『AUBIRDFORCE』における世界背景の魅力が失われたわけではありません。
 なにより、これほど制作者が愛情を注いでいる(偏愛といっても良いでしょう)作品がこのまま消えてしまうのは心が痛みます。
 というわけで、このページは、この不遇の作品──AUBIRDFORCE──についてのファンサイトとして活動していきたいと思っています。作品を知らない人も、知っている人も、こんな面白い点もあるんだよと思ってくれれば、AUBIRDFORCEの1ファンとしてそれに過ぎる喜びはありません。

 それでは──


注: このページはあくまでもSLG『AUBIRDFORCE』シリーズの“ファンサイト”です。そのため、内容の大半は作品の“補完”であり、考察や予想、本当ぽい嘘のオンパレードとなります。逆に、実データを公表した攻略ページの部分はほとんどありません(作るかもしれませんが、優先順位は低いです)。その点をご注意下さい。(^^;

追記
『AUBIRDFORCE』及び『AUBIRDFORCE After』は株式会社バンダイの商品です。


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